診療を受けられる方へのご案内です

一般診療

General medical care

病気や怪我の他にも、新しく家族を迎えた時の育てかたや、高齢になった家族のケアの方法などアドバイスさせていただきますので、なんでもご相談ください。小さな疑問からいつもと違う様子に不安を持たれたらまずはご来院ください。

全般的な内科・外科診療を行っています。
CT・内視鏡を使った高度医療から、定期的な健康診断・予防医療、マイクロチップ装填など、幅広い医療・サービスを提供しています。

低ストレスの検査・治療法を実践

ペットになるべく痛みを与えないよう、内視鏡などの侵襲度の低い医療機器を導入しています。
手術の際の疼痛管理も徹底し、低ストレス・早期回復を目指します。

家族のかかりつけ医としても病気の早期発見、健康維持に力を入れています。

竜之介動物病院では統合医療を行なっており、現代医学、東洋医学、自然療法などの特性を駆使し飼主様と動物にとって最適な治療を行います。

毎週水曜日は専門外来としてアロマ外来・鍼灸外来を実施しています。

獣医師に抱っこされる犬

送迎について

送迎も承ります

ペットホテルの後などにもご利用できます。
ご予約が必要となりますので、あらかじめご連絡ください。

送迎の車

老犬老猫ホーム

Old dog old cat home

高齢動物、介護の必要な動物のお世話や、お預かりをします。

飼主様の負担を減らし、老犬・老猫が安心して生活できるよう介護技術のあるスタッフが毎日愛情込めてお世話しています。

老化とうまく付き合うノウハウや、お世話に関することもどうぞお気軽にご相談ください。

老犬老猫ホームに預けることを「心苦しい」と思う気持ちが少なからず飼主様にはあります。

「家族と一緒にいたい」「最後まで面倒をみたい」その気持ちを応援します。

老犬老猫ホームを利用するという選択

近年ワンちゃんネコちゃんの生活環境が良くなり、寿命も長くなりました。それによって痴呆、寝たきり、排泄や食餌の介助が必要になったりなど、自宅でのお世話をするのが難しくなるケースが増えています。

老化は病気ではありません。

人もそうであるように、全ての生き物が通る道です。 老化によって体力や免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。 

さらには今までは何気なく出来ていた事が出来なくなってきます。夜鳴き・徘徊(はいかい)・目や耳が不自由になるなどの行動が出てくる場合があります。

症状や時期は個体差があり、悩みも様々です。 ワンちゃんネコちゃんの老化にうまく付き合うことが大切です。

決して一人で抱え込まずご相談ください

飼主様も付きっきりで介護するのは、労力も精神力もとても必要となりますし、普段仕事をしているとなると長期の介護も難しくなります。

ご家族で過ごすことがワンちゃんネコちゃんにとっても一番ですが、飼主様の体力や精神面、生活環境などを少しでもサポートする形で私たちがサポートしますので、老犬老猫ホームのご利用を考えてみられませんか?

例えば、月曜から金曜日までお預かりして、お仕事がお休みの土日に自宅に連れ帰って一緒に過ごすなど、環境に合わせて選択が可能です。なんでもご相談ください。

巡り会えた全ての事に感謝して一緒に過ごす時間を大切にしたいですね。飼主様の心に寄り添いサポートいたします。

歯科

Dental

健康を脅かす歯周病

ワンちゃんネコちゃんの歯は本来真っ白、口の中も無臭です。ワンちゃんネコちゃんも歯石がつきます。3歳以上のワンちゃんネコちゃんの約80%が歯周病と言われています。

特にワンちゃんは、人の約5倍の早さ(3~5日)で歯石がつくため歯周病にかかりやすいです(個体差があります)。ついた歯石は歯周病や、口臭、歯周病、歯槽膿漏の問題を引き起こします。

また細菌の出す毒素が血液中に入ることで全身性の病気 (心臓・肝臓・腎臓など)を引き起こすことがあると言われています。歯並びによっては、歯石が付きやすい歯もあります。

歯石を溜めずキレイな歯を保つことで防げる病気がたくさんあります。

歯磨きの仕方や、歯石について、歯についての疑問など、お気軽にご相談ください。

歯周病のサイン

歯が薄黄色~茶色になる・口臭が強くなる・歯茎から出血する・食べたそうなのに食べない・目の下が腫れる・ ほほに穴が開く・口を触らせない・遊ぶのを嫌がる・元気がなくなる・前足で口を気にする・食事中突然奇声を発する ヨダレが多いなどがあります。

歯垢は歯みがきで取ることが出来ますが、歯石になってしまうと歯磨きでは取ることが出来ません。

歯石除去には、 全身麻酔を使用します。
処置前には血液検査と健康診断、およびワクチンの接種が必要となります。
まずは、お気軽にご相談下さい。

歯科外来歯の写真dental006
処置前
歯科外来歯の写真befor-dental006
処置後

歯石除去の流れ

flow

予約
前日までにお電話ください。 (希望の日時に添えない場合もありますので、早めのご予約をおすすめしています)
前もってワクチンの接種をお願いしています。
電話をかけようとしているところ
当日
朝から絶飲絶食 (麻酔の際、万が一嘔吐などがあると、窒息の可能性があるため)
絶食-食事禁止
来院・歯石除去
ご予約当日、午前中の診察時間内にご来院下さい。7:00〜11:00
日帰りでの処置になります。
お迎えは午後の外来時間の16:00〜19:00 でお願いします。
※お預かり後、血液検査など行いますが検査の結果によっては、処置が出来ない場合もございます。
歯科外来歯の写真befor-dental006

マイクロチップについて

Microchip

令和4年(2022年)6月1日から、マイクロチップ装着について新たな制度が始まりました。(動物愛護管理法)
ブリーダーやペットショップ等で販売されるワンちゃんネコちゃんにマイクロチップの装着が義務化されることによって、令和4年(2022年)6月1日以降にブリーダーやペットショップ等で購入したワンちゃんネコちゃんには必ずマイクロチップが装着されています。

※制度開始前に生まれた子など一部例外がある場合があります。

  • ブリーダーやペットショップの販売業者にマイクロチップの装着・情報登録が義務になったことで、ブリーダーやペットショップなどで購入して飼主になる際には、御自身の情報に変更する(変更登録)が必要になります。
  • 現在飼っているワンちゃんネコちゃんにマイクロチップを装着した場合は、30日以内に飼主情報を登録しなければなりません。

熊本地震では、約2500頭が被災ペットに。多くのワンちゃんネコちゃんがパニックになって逃げ出してしまい迷子になるなどで、動物愛護センターで保護されました。
震災後、迎えに来るのを待つワンちゃんネコちゃんのうち熊本県と熊本市が保護収容した数は、犬1,094頭 猫1,405頭。このうち、元の飼主が見つかった頭数と返還できた頭数は、犬400頭 猫11頭 になります。(※環境省が2017年3月にまとめた報告より)

マイクロチップを装着させることで万一ワンちゃんネコちゃんが散歩の途中で迷子になったとき、もしくは火災や災害時にはぐれてしてしまったときに身元を確認することができ、飼主様の元に戻ってくる可能性が高くなります。
離れ離れになり外貌がかわったり、たくさんいるワンちゃんネコちゃんの中でも「私のワンちゃん、ネコちゃんである」と個体識別をすることができます。

マイクロチップを住民登録と考えれば社会の一員として認識されたということです。さらに登録することで自分がこの子の保護者だと新たな責任感が芽生え、安易に手放すことがなくなり、殺処分の減少にも繋がると期待されています。
(※特にネコちゃんのネームタグや首輪は安全のため比較的外れやすくなっています。マイクロチップは落ちたり外れたりする心配がありません。)

マイクロチップ装着のメリットとデメリット

メリット

  • 迷子・逃走後に再会できる確率が高くなる
  • 社会の一員として認識される
  • 責任感が芽生え安易に手放す人がいなくなる
  • 飼主のいないペットの殺処分が減少する

デメリット

  • 専用のバーコードがないと読み取れない
  • 個体によってはアレルギー反応を起こすことがある
  • 個体によってはマイクロチップが移動することがある
マイクロチップセット

装着の前に...

マイクロチップは、皮下に埋め込む型の電子標識器具で、動物の個体識別を目的としています。※GPSではありません。

メーカーによって特徴が違い若干の差はあるものの、全長10mm程度の円筒型です。生体への影響は非常に低く、安全性が高いと考えられています。※個体差によってはアレルギー反応が出る子もいます。

個体識別番号の読み取りには専用の読み取り機を使います。チップ内に電池は要らないため長期の使用が可能です。

手術は必要ありません。皮下注射になりますので麻酔は使いません。ワンちゃんネコちゃんが感じる痛みも通常の注射と同じくらいです。※装着を希望される方は事前にお電話ください。TEL096-363-0033

マイクロチップ拡大
約10mm
バーコードリーダーをあてる
専用読み取り機

避妊・去勢手術

Contraception / castration

新しい家族を迎えたら手術をどうするか悩まれるのではないでしょうか?男の子は去勢手術、女の子は避妊手術と言います。避妊・去勢手術には、メリットとデメリットがあります。メリットとデメリットを良く理解した上で手術を検討しましょう。

メリット

  • 望まない妊娠を防げる
  • 発情期のストレスから開放される
  • 発情期の鳴き叫びや、ケンカをしなくなる
  • 子宮や卵巣の病気にならない
  • 乳腺の病気になりにくい
  • スプレー行為をしなくなる
  • 攻撃行動が少なくなる可能性がある
  • マーキングやマウンティングが少なくなる可能性がある

・・・など

デメリット

  • 太りやすくなる場合がある
  • 毛質や毛色が変化する場合が稀にある
  • 全身麻酔のリスクがある

・・・など

手術の流れ

予約
前日までにお電話ください。(手術前の一週間以上、前もってワクチンの接種をお願いしています。)
TEL096-363-0033
電話をかけようとしているところ
当日
朝から絶飲絶食
(麻酔の際、万が一嘔吐などがあると窒息の可能性があるため)
絶食-食事禁止
来院・手術
当日午前中の診察時間内にご来院下さい(7:00~11:00)。診察・お預かりいたします。
※検査の結果によっては、手術が出来ない場合もございます。
home_項目_手術の様子_見出し

入院について

ワンちゃんの場合

ワンちゃんのイラストspay005

男の子(去勢手術)1泊2日の入院が必要です。翌日のお迎えとなります。10日後抜糸にご来院ください。

女の子(避妊手術)1泊2日の入院が必要です。翌日のお迎えとなります。10日後抜糸にご来院ください。

ネコちゃんの場合

猫のイラストspay006

男の子(去勢手術)当日のお迎えとなります。抜糸の必要はありません。

女の子(避妊手術) 1泊2日の入院が必要です。翌日のお迎えとなります。10日後抜糸にご来院ください。

術後は注意して状態を観察し、気になる点があればすぐにご連絡ください。

傷を気にする子たちには、エリザベスカラーや術後服もご用意しています。お気軽にお声掛けください。