2016.05.26 ペットと住める家がない
届いた1通のメールが心に刺さります。
熊本地震の報道は減りました。
しかし「これから」という問題は重くのしかかります。
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ペットと住める家がない
誰もが予想していなかった熊本地震
誰もが大切なペットと離れ離れになる危機感なんて想像もしなかった
無我夢中でわが子(ペット)を抱えて飛び出したあの日
避難所となる体育館まではたどり着いたものの
「ペットは外にお願いします」と一言
当然子供は大泣きするね
当たり前じゃん。家族だもん
それでも離れたくないと言った子供の一言に、旦那も私も首を縦に振る
あれから車中泊とテント暮らしの繰り返し
連日住宅を探して、不動産屋や行政、関係団体に電話してるけど、
1ヶ月半たった今でも進展なし
わかったことは、行政に電話を掛けると、ある一定のルートでグルグル電話を回されて、
結局何もわからないということ
ペットがいるというだけで、ぐっとハードルが上がる
なんで?
何がダメなの?
うちのワンちゃんもネコちゃんも子供と一緒に成長してきた兄弟なんです。
それでなくても子供から笑顔が消えてるのに、これで兄弟離ればなれになったらみんな壊れちゃうよ。
だれか熊本で大人2人子供2人と犬1匹と猫1匹が住めるとこ知りませんか
たまーに
「ペットがいることを内緒にして、入居してから引き取るって方法はどうですか」
「1年くらい、ワンちゃんとネコちゃんを友人や親せきに預けるとか…」
って電話越しにオペレーターの人に言われるけど、
友人や親せきも被災してるし、第一にうちの子たちと離れるとか、とりあえずの嘘つくとかありえないから
私たち、何か悪いことしたのかな…。
幸せだった生活が一変したあの日から1か月半
家族みんなが安心して足を延ばして眠れる日が来ることを願って、
今日も不動産巡りを続けています。
※写真はイメージです。ご本人とは関係ありません。