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2016.06.23 チャッピーの生涯

チャッピーがどこで生まれたのか
どうやって育ってきたのかは分かりません。

チャッピーの事が分かるのは
今の飼主さんが
家族と迎え入れたこの8年間が全てです。

飼主さんが訪れた保健所で目があったワンちゃんがチャッピー
そこから運命に導かれ家族として迎え入れられました

迎え入れてすぐに
まずは動物病院で健康診断を受けました
フィラリア+
毎月1回のお薬が必要でした。
抱こうとしても噛みつきます。
雨も雷も驚くほどに怖がります。
推測するに
外見もとても可愛いチャッピー
可愛かったが故に追い回されたりしたかもしれません
人を信じる事ができなくなっていました。

人を信じないチャッピーへの
月1回のお薬も簡単なことではありません。
抱きしめたい、たくさん撫でてあげたいという思いが次から次へと湧き上がってきても、それは叶いませんでした。
それでも愛情は変わらず、
ありのままのチャッピーを受け入れ、治療も行い
それから8年一緒に生活してきました。時間はかかりましたが少しずつ愛情は通じて、信じてくれ、時間がかかった分、強い特別な絆でつながれたように感じていました。そして、人を信じてくれるようになりました。

4月14日全震、只事ではない揺れと停電で真っ暗闇の中
必死で探して無事を確認。
安心したのも束の間、16日の本震、ドーンという音と共に真っ暗闇になりました。
前日より更に大きな揺れで、チャッピーがいた場所は、倒壊して、家もバラバラになって手のつけようがない状態でした。
何度チャッピーの名前を叫んでも、微かな気配すら感じ取る事はできませんでした。

やっとチャッピーに会えたのは1ヶ月半ほど経過した6月1日
ボランティアの方々により、救出されました。
ボランティアの方々もチャッピー変わり果てた姿に心を痛め
飼主さんを思い遣って綺麗に布で包んだ状態で
飼主さんの元へ連れてこられました。

しかし、どうしても確認したかった。一目会いたかった。
せっかく包んでいただいたのですが、あけていただき会うことが叶いました。
赤い首輪でチャッピーだと確認できました。
チャッピーごめんねー!やっと出してあげられた!と何度謝っても返事はなかったそうです。

チャッピーの生涯
飼主さんから伺う8年間…
私たちが聞く限り
強い絆で結ばれた
たくさんの愛情を注いでもらえた
幸せな犬生だったと思います。

飼主さんにとっても幸せな時間
いい思い出がいっぱいあり、癒された8年間だったとのこと。

傷が癒えるには時間がかかります。

今もなお、こうしてチャッピーが人とのご縁をつないでくれた。感謝していると飼主さんがおっしゃって下さいました。

私たちがやるべき事
その一つに、じっくり話を聞くという事も
必要なのではないかと思いました。
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